CARE GUIDE
お手入れ方法
O My Bagは、地球のためにできる最も責任のあることの一つとして、「何年も使い続けられるような、高品質の製品をつくること」を大切にしています。あなたのバッグを何年も長持ちさせるために、愛情と少しの注意を払って、日頃からお手入れをしましょう。
保護と保湿
O My Bagの革製品は、2~4週間ごとに防水性スプレーをかけることをおすすめします。明るい色の製品の場合はより頻度を多く、中~暗い色調の製品の場合は頻度を少なくします。これは湿気をはじき、バッグの寿命を延ばすことに繋げるためです。
また、3ヶ月ごとに革を保湿するとよいでしょう。保湿することで、傷を減らし、革が乾燥するのを防ぎます。
湿気
革は生きた天然素材のため、湿気や雨を避けることが大切です。湿気によって生じた小さな膨らみは自然に消えます。
熱
O My Bag の革製品を乾かすのに熱の使用は避けてください。自然乾燥させ、加熱機器からは離してください。直接加熱すると、革が乾ききってしまいます。
お手入れ
皮革トリートメント製品を使用する場合は、バッグ全体に塗布する前に、必ずバッグの目立たない部分でまずは製品をテストしてください。
保管
バッグを使用しないときは、湿気や寒暖差を避けて、付属の収納用バッグ(コットン布袋)に入れて保管してください。
素材ごとの特徴
① ハンターレザー
合成仕上げのないオープン構造の「ハンターレザー」は、そのなめし工程では、重化学物質の使用を一切避けています。O My Bag の革製品に使用している革の中でも最も丈夫で、ヴィンテージのような外観と風合いを持っています。時間が経つにつれて、柔らかくなり、美しい光沢へと変化します。
② クラシックレザー
「クラシックレザー」には、インドのコルカタ産の革と、イタリアのトスカーナ州産のバケッタレザーを使用しています。どちらの革も、ベジタブルタンニンでじっくり時間をかけてなめした革のため、サテンの光沢と滑らかで優しい感触が特徴です。
クラシックレザーコレクションには、クラシックレザーにエンボス加工を施した「クロコレザー」も含まれます。
③ ストロンボリレザー
「ストロンボリレザー」は、トスカーナ州のコンセリアヌォーヴァ・グルノーブルのなめし工場から生まれた、太くてしなやかな革。
なめし工程中に空打ちドラムで回転させることで柔らかくなり、自然な風合いと細い線が強調されます。クラシックレザーに近い耐久性と外観を備えています。
④ ソフトグレインレザー
「ソフトグレインレザー」は外観の柔らかい風合いに反して革は分厚く、「ストロンボリレザー」と同様に空打ちドラムで革を回転させるなめし工程が採用されています。これが自然なシボ感とテクスチャーを引き出し、革が柔らかくしなやかな感触となり、ラグジュアリーな外観へと仕上がります。
⑤ キャンバス
O My Bag のキャンバスバッグには、GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)認定の、100%オーガニックコットンを使用し、耐久性を高めるためにライトワックス加工で仕上げています。
色あせを防ぐため、直射日光の当たらない場所に保管してください。傷や汚れは、湿らせた布で優しく拭き取ってください。バッグの革の部分や金具が傷むことがあるため、洗濯機の使用はおすすめしません。
汚れ落とし
① ペンの跡
ペンの跡は、残念ながら革から落とすのが最も難しいシミの一つです。万が一、バッグにペンの跡をつけてしまった場合は、すぐにシミを取り除くことが一番です。「シュプリームクリーム」を使用し、直ちにペンの跡をこすりますが、特に新しいバッグで、あまり磨耗していない場合は、インクを広げてしまう危険性があることに注意してください。また、「ソフトガミ」などの消しゴムを使って、ペンの跡を消すことができる場合があります。
② 水シミ
水シミには「バンブーローション」の使用をおすすめします。布を使い、シミの部分に塗り、円を描くようにゆっくりとこすってください。バッグのシミの部分に均等に行き渡るようにし、その後、自然乾燥させます。
③ 摩擦による色落ち
明るい色のバッグが衣服とこすれて黒ずんでしまった場合は、「バンブーローション」でお手入れするとよいでしょう。布を使い、色落ちした部分に塗り、円を描くようにゆっくりとこすります。バッグの色落ちした部分全体に均等に行き渡るようにし、自然乾燥させます。その後、保湿に適した「シュプリームクリーム」を塗布してください。
④ スエードの汚れ
シミが乾いている場合は、「スエードクリーナー」で汚れを落とします。「スエードクリーナー」をシミの上に置き、小さな円を描くように軽く力を加えます。シミが消えたら、スエードの繊維(ネープ)を復元するためにブラッシングしてください。ブラッシングには、手軽な汚れ落としの機能も備えた「クレープブラシ」の使用をおすすめします。
まだシミがある場合は白酢を用意しましょう。清潔な乾いた布に少量の白酢を取り、シミのあるスエードに白酢をすり込みます。自然乾燥させ、ブラッシングしてシミを落とします。