INDEX
ABOUT
LAULHÈREとは
1840年創業の「LAULHÈRE(ロレール)」は、フランス・バスク地方で唯一現存するベレーブランド。180年以上にわたり、ベレー帽発祥の地・ピレネー山脈の麓にあるオロロン=サント=マリーにて、特別な技術を持ったフランス職人が、高品質なフレンチベレーを作り続けています。
工場があるピレネー山脈の川の水は、ミネラル分や純度が非常に高く、その川の水を使用することで、高品質なベレー作りを可能にしています。
環境汚染を防ぐため、漂白剤や有害な染料を使用せず、環境に配慮した製品作りを行っています。
製造工程は進化を遂げながら、今日においてもおよそ8 割の工程を職人の手作業で行い、世代から世代へと継承されてきたノウハウを加えることで、世界で唯一無二の品質と存在感を兼ね備えたベレーを生み出しています。2013年には、フランス政府が傑出した技術を認める企業に対して発行する EPV(無形文化財企業)ラベルを取得しています。
※EPVとは
フランス経済産業雇用省による認定マークで、優秀なフランス職人や産業上の特別なノウハウを有するフランス企業を顕彰した、無形文化財企業の証です。
HISTORY
ベレーの歴史
ベレーの原型は、中世、古代ローマ時代から、フランスのベアルン地方で、羊飼い達が雨・風・太陽から身を守る実用品としてかぶったのが始まりだと言われています。
羊飼い達は、羊毛がフェルト状になると密度も濃くなり、よりしっかりとした形になることを発見。こうしてできたフェルトベレーにより、羊飼い達は雨、風、太陽から身を守ることができるようになり、やがて農業の世界に広まり、農民達もフェルトベレーを取り入れ始めました。
ベレーの色の違いで、民族間や地域の識別するような意味合いもあり、その地域に住む人達のシンボルでもありました。バスク地方の一民族衣装に過ぎなかったベレーですが、この地を訪れたナポレオン3世が、農民がかぶっている姿を気に入り『 ベレー・ バスク』と呼び、身に付けたことで、同地方の帽子として、フランス、スペイン、イタリアをはじめ世界中に広まっていったと言われています。
FACTORY
生産背景
① KNITTING
織りと、被り口を縫う作業
② FELTING
熟練と経験が必要な、圧縮作業
③ DYEING
気温などの細かい変化でも、違いが出る染色
④ ENNOBLING
表面を、整える作業
⑤ SHAPING
木型にはめて、スチーム
⑥ SEWING
ラベルやベルトの、取り付け
⑦ FINISHING
一点一点、手作業で仕上がりを確認
⑧ FINISHING
専用のボックスに入れて、出荷
LINE UP
主要モデル
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CAMPAN
極上のメリノウールを使用し、伝統的かつオーセンティックなバスクベレーとして愛され続ける「CAMPAN(カンパン)」は、写真の通り、9型・10型・11型の3サイズから直径の大きさを選ぶことができます。内周は頭周りに合わせた1cm 刻みのサイズ展開のため、自分にぴったりなサイズが見つかる逸品です。
ネイビーとブラックの2 色展開。裏地にはブランドオリジナルの上質なラベルが。かぶり口がレザーベルトのため頭にしっかりフィットし、美しいフォルムを保つことが可能です。
「CAMPAN」は、3 種類の直径から選べるため、お好みのシルエットを作ることができます。それぞれ被ってみると、かなり印象が異なります。
SILHOUETTE
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BASQUE
一見シンプルな見た目ながら、細部にまでこだわりが施されたメリノウール100%のベレー。ライニングには光沢のあるシルクを、被り口のパイピングには鮮やかな色合いの糸を使用しており、着用時にパイピングが立ち上がり、ちらりとステッチが見える工夫がされています。
型崩れしにくいハリのあるフォルムと、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
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AUTHENTIC
100%ピュアメリノウールを使用したシンプルでありながら、上質でオーセンティックなベレー。ストレッチ性を備え伸縮自在、10色以上の豊富なカラーバリエーションを揃えた、男女共に着用いただける定番モデル。
メリノウール特有の優れた通気性に加え、UVカット100%を備え、季節を問わず暑さ、寒さ共に対応可能。
また、かぶり口にはレザーベルトが入っていないため、自分の頭の形に馴染ませて着こなしていただけます。
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ERIDAN
古くは1920年代にまで遡る、種々のヴィンテーパッチをボディにあしらった、レトロモダンな「ERIDAN(エリダン)」。昔、バスク地方の羊飼い達が参集した時、皆同じ黒のベレーをかぶっていると見分けがつかないため、各ファミリー、各ヴィレッジで異なるパッチ(紋章)をつけることで、それぞれの所属が識別できたという逸話があります。この逸話にインスパイアされ、実際の当時のヴィンテージパッチを活かして誕生したのが、LAULHÈREの顔とも言える「ERIDAN」です。
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AUTHENTIC ÈTÈ
定番ベレー「AUTHENTIC」の、春夏ヴァージョンである「AUTHENTIC ÈTÈ(オーセンティックエテ)」。
毎日の定番として一年中使える、さらりとしたコットン素材は、しなやかさに加え通気性もよく、カラフルなカラーが揃っています。